「弦月の仮宿」十一周年記念オリキャラ人気投票
関連文書(ブログ掲載)




●第十一回キャラクター人気投票 企画説明


田中「これが、最後の戦い」
山川「……あ?」
田中「(♪ダダダダッダ)勝ち残れ。(♪ダダダダッダ)愛するものを守るために。(♪ダダダダッダ)未来を手にするために。(♪ダダン)四十六人+αの戦いが今、幕を開ける」
山川「……」
田中「第十一回。『弦月の仮宿』キャラクター人気投票。(♪ダダダダッダダン)―――――生き残るのは、誰だ」
山川「それではこれより、『弦月の仮宿』十一周年記念企画、第十一回キャラクター人気投票・企画説明を行います」
田中「な、何事もなかったかのように始めるな山川ぁぁぁぁぁ!」
山川「娯楽大作映画予告風の語りをSE付きで語った揚句、やり遂げた感満載のドヤ顔で反応待ちしてる馬鹿にわざわざコメントしてやるほど、俺は暇じゃないんでな」
田中「ばかばか山川、俺がこの雰囲気を掴むために、DVDの最初に入ってる予告編チャプターだけを一体何回再生したと思ってんだよぉぉぉ!」
山川「DVDの隅々まで満喫出来て良かったな。っつーか大袈裟なんだよ、何が『最後の戦い』だ。別に、今回が最後の人気投票ってわけでもないだろうに」
田中「まー、サイトが続く限り、管理人は意地でも人気投票を開催し続けるつもりっぽいけど。でも、ある意味じゃあ今回は、本当に『最後の戦い』なんだぞ?」
山川「ある意味?」
田中「だって十一周年後にはサイト大改装が始まるんだろ? 相当数の作品が削除されるらしーし、そしたら、本当のフルメンバーで人気投票が出来るのって、これが最後じゃん?」
山川「……あ」
田中「今回のエントリーキャラは四十六人か……来年は何人になってるんだろーな?」
山川「……おい、やめろよ、開始早々葬式みたいな空気になってるだろうが」
田中「俺、この戦いが終わったら、特別編『田中君と山川君よ永遠に』を執筆して貰うんだ……」
山川「何の死亡フラグだ!?」

※管理人注:今回の人気投票及びアンケートの結果が、サイト改装時の作品取捨選択に影響することはありません。

ポルク「気を取り直して、今回の企画の説明を……ねぇディー、ボクらまで消されたりしないよね? これが最後のエントリーになったり、し、しないよね?」
ディー『全然気を取り直せてないぞ、お前。気にしたってどうしようもないんだから、とりあえず今は目の前のことだけ考えるしかないだろ』
ポルク「う、そうだね、分かった。では改めて、今企画の参加方法について説明しまーす!」
ディー『予め言っておくが、今回もルールは例年と全く一緒だ。これまでに何度も参加してくれている人は、以下は読まなくても問題ないからな』
ポルク「投票への参加方法は三種類。一つ目『web拍手投票』は、TOPページ及びブログに設置されているweb拍手を利用してメッセージを送ることで、好きなキャラに投票することが出来るよ」
ディー『『ポルクに一票』という感じで、誰に投票しているか分かるようなメッセージを送れば、一回につき一票扱いになる。一回のメッセージで投票できるのは一票のみだから、同じメッセージ内で二人以上の名前を書いても無効になるから気をつけろよ」
ポルク「他の二種類の方法でエントリーされていないキャラに投票したい場合は、この『web拍手投票』を利用してね」
ディー『二つ目、『アンケート投票』。TOPのリンクから回答ページに飛んで、問2『貴方が好きなキャラクターは?』に答えるだけ。他のアンケートについては、気が向いた人だけ答えてくれれば、管理人が小躍りして喜ぶぞ。ちなみに、アンケートの回答は、一人一回に限らせて貰ってるから注意してくれ』
ポルク「三つ目は『お手軽投票』。同じく回答ページへ飛び、目当てのキャラクターにチェックを入れて『投票』ボタンを押してね。投票回数に制限はないので、文字通り、気軽に投票が出来るよ! 投票時のコメントは必須じゃないので、送りたい人だけメッセージをどうぞ」
ディー『最終的には、三種の投票全ての得票を合計して順位を決定する……と、まぁ、こんなところか』
ポルク「……ボクらの貴重なアピール機会が、説明だけで終わっちゃったよ」
ディー『ええい、気を取り直せって言ってるだろうが!』

ピアニー「投票期間は、十一月八日(土)から十二月二十一日(日)まで。結果発表は来年一月六日、『弦月の仮宿』十一周年記念日を予定しておるぞ」
トット「期間中、何回でも何人にでも投票してくれて大丈夫だよ! 例年通り、日記では途中経過を報告していくので、結果だけじゃなく過程も一緒に楽しんでね」
ピアニー「また、企画開始後には、参加者様方とも交流出来るような催しも取りいれていくつもりだ。興味があれば、続報を待っておるようにな」
トット「前回は十周年記念大会だっただけのことはあって、五百票を超える大盛況だったけど、今回も負けないくらい盛り上がってくれると良いね!」
ピアニー「ああ、全くその通りだな。それでは、皆の投票、心より待っておるぞ!」
トット「……ところで、僕たちは消されたりしないよね、ししょー?」
ピアニー「お 主 も か !」



●企画応援企画「見返り要求応援メッセージ」企画説明


裏葉「それではこれより! 皆さまお待ちかね、交流型企画応援企画『見返り要求応援メッセージ』を始動しま〜す!」
ソースケ「わ〜(ぱちぱちぱちぱち)」
リンカ「待ってぇぇぇ、何、その変な企画名!? 開始早々嫌な予感しかしないよ!?」
裏葉「やだなぁリンカさん、ここの管理人さんがまっとうな企画なんか開催するはずがないじゃないですかぁ!」
ソースケ「うんうん、そうだよリンカ、むしろ普通のことなんて始めようものなら、お客さんたちからガッカリされちゃいそうだよー」
リンカ「ふぇ? なんで私がおかしなこと言ったみたいになってるの……」
ソースケ「それで、これはどういう企画なのかな?」
裏葉「よっくぞ訊いてくれました! ずばりですね、『お気軽投票』を利用して人気投票に参加して貰うついでに、投票してくださるお客様のオリジナルキャラクターさんたちから、票を投じるキャラクターにメッセージを送っていただいちゃおう、という企画なんです!」
リンカ「? それって、以前の応援企画とあまり変わらないような?」
裏葉「いえいえ、ここからが本題! 今回は応援の特典として、投票するキャラに『見返り』を要求出来ちゃうんです!」
二人「『見返り』?」

〜企画参加方法〜
1.『お気軽投票』ページにて、お好きなキャラクターに投票をします。
2.投票時に使用できるメッセージ機能で、『そのキャラに投票してくれる、お客様のオリキャラさんの名前』と、『オリキャラさんからのメッセージ』を送ってください。
3.『オリキャラさんからのメッセージ』には、『投票キャラへ要求する見返り』を混ぜ込んでください。
4.『投票する』ボタンを押して、投票を完了してください。

リンカ「いやだから……『見返り』って、何?」
裏葉「うーん、そうですね〜。例えば、『何か奢れ』とか『俺を褒め称えろ』とか『跪いて靴を舐めろ』とか」
リンカ「ままま待って待って待って待って!? 何、管理人さんはこのサイトを一体どうしたいの!?」
ソースケ「要するに、投票してもらう代わりに、そのキャラにやって貰いたいことをお願い出来る、ってことなんだよね? 『手合わせして欲しい』とか『ご飯を作って欲しい』とかでも良いんじゃないのかな?」

投票例:リューに投票→『●●●(キャラ名)「投票のお礼にハーモニカを吹いて欲しいな!」』とメッセージを送信。

リンカ「な、なるほど……あぁもう、びっくりしたぁ」
ソースケ「ちなみに、要求した見返りは、本当に返して貰えるの?」
裏葉「いえ、内容次第ですかねー。メッセージをいただいたら、数日以内にブログで紹介しますが、見返りを要求されたキャラクターが要求通りのことをしてくれるかは保証しません。『出来るかっ!』ってツッコむだけで終わりになるかもですね☆」
ソースケ「そうやってツッコミそうな人が一人思い当たるねぇ〜」
裏葉「それと、メッセージを送ってくれたキャラクターさんによっては、本人をお借りしてブログに登場して貰うこともあるかもしれないそうですよ! 管理人さんがうまく動かせそうにない場合は、単純にお手紙として紹介させていただきますので、そのあたりはご了承くださ〜い」
リンカ「大体分かったけど、やっぱり、前回の『公約実現』と、あんまり変わらない気がする……」
ソースケ「前回との大きな違いは、『応援してくれたキャラに対してのお礼を要求できる』ってところかなぁ。やろうと思えば、『敵視しているキャラに嫌がらせをする』ことも可能ってことだよね」
リンカ「それ、投票してる時点で、嫌がらせじゃないよね?」
裏葉「いやぁ、分かんないですよ。愛が歪んでる人って少なくないですし!」
リンカ「そんな真理、聞きたくなかった……」
ソースケ「そうやってみんな大人になっていくんだよ」
リンカ「そんな悟りも開きたくない……」
裏葉「そんなこんなで! 皆さんからの無遠慮な『見返り要求』と、一層の投票、お待ちしてま〜す!」



※以下、太字はいただいたメッセージです。

●見返り要求応援メッセージ その1


アルト「…………(じりっ)」
ヤマト「よおアルト。喜べ、応援に来てやったぞ
アルト「そいつは、どうも、ありがとよ(じりりっ)」
ヤマト「おーい、会話が遠いぞ? 折角お前の為にわざわざ出向いてやったってのに、壁に貼りついたまま不審感全開で警戒されるとか、あーあ傷つくぜ〜」
アルト「ええい白々しい! あの企画内容で、あの説明で、先陣切って駆けつけたのがお前だと!? 無茶な見返り要求されるのが目に見えてんじゃねぇか!」
ヤマト「はっは、とんでもない。俺が大事な友人であるお前を困らせるような捻くれた男だと思うか?」
アルト「思う」
ヤマト「おーおー、言ってくれるぜアルト君よ。心配すんな、今回はフツーに応援しに来ただけだから」
アルト「そ、そうなのか? へぇ、お前でもそういう時が……」
ヤマト「見返りなんてお前が『鼻からプリンを食べて耳から牛乳を飲んでくれる』だけで良いんだよ。簡単だろ?
アルト「…………」
ヤマト「…………」
アルト「出来るかあああああぁぁぁぁぁっ!」
ヤマト「かーらーの?」
アルト「何が『からの?』だよ、そこから何を続けろってんだよ!? 何をさらりと一年越しのネタをぶち込んでくれてんだお前は、だから誰が鼻からプリン食って耳から牛乳飲むかぁぁぁぁぁっ!(※第十回人気投票応援企画参照)」
ヤマト「だって前回はお前、一位を逃して公約実現出来なかっただろうが。ここでワンモアチャンス与えてやろうとする俺の優しさが、どーして理解出来ないかね?」
アルト「理解したくもねぇ! っつか、一瞬でもお前の中の良心を信じた俺が馬鹿だった!」
ヤマト「あ、そーだ忘れてた、今回の差し入れ。プリンと牛乳」
アルト「準備万端か! 話聴け! どうしてそんなに俺の耳管に乳製品を詰め込みたがるんだよ!」
ヤマト「分かった分かった、そう怒るなよ。次はちゃんと、ドロッドロにとろけるチーズも持ってきてやるからよ。じゃあな
アルト「待て、それをどこから食わせる気だお前はぁぁぁ!?」

(白虹太陰/透峰零さん 宅 「ものかきギルド・ストーリー」企画より ヤマト君お借りしました)



●見返り要求応援メッセージ その2


アルト「…………(じりっ)」
リア「何ですか、久しぶりに会うなりその反応は」
アルト「ヤマトからリアの連続訪問とか、警戒するなってのが無理な話だろうが! それで何なんだよ、まさかお前まで鼻からプリン食えとか言い出さねぇだろうな」
リア「ああ、それは気が利かなくて大変失礼しました。今からでもヨーグルトとアイスクリームをお持ちしますね」
アルト「墓穴!?」
リア「冗談です。アルトさんが鼻からプリンを食べるところなんて見たくありませんから。絵面が不愉快なので」
アルト「最後の補足がなければちょっと感動したのに。まぁとにかく、お前はそのテの嫌がらせをする気はないってことだな? フツーに応援しに来てくれたんだよな?」
リア「別にアルトさんをわざわざ応援する理由はないんですけど、まぁ、今年もせいぜい頑張ってください
アルト「はは、さんきゅ。せいぜい頑張るよ! それで、お前の『見返り要求』は? 折角来てくれたんだし、無茶な内容じゃなければ聞くぜ?」
リア「アルトさんに要求することなど特にありませんが……そう、科学者の皆さんから『感想をよろしく』との伝言を預かっています
アルト「感想?」
リア「えぇ、当然のことながら『月影草』までいらして、直に感想を述べてくださるんですよね?
アルト「いや、つーか、感想って何の? リアが応援に来てくれたことに対してのか? そりゃまぁ、純粋にすっげぇ嬉しいけど」
リア「…………嬉?」
アルト「だって最近、リアに会ってなかったし。顔を見られただけでも嬉しいのに、それがわざわざ俺を応援するために来てくれたんだと思うと、余計嬉しいじゃねぇか」
リア「(絶句)」
アルト「ん? これ、『月影草』で言わなくちゃいけなかったんだっけ? 何かよく分かんねぇけど、じゃあ今から俺もそっちに行くから、科学者の連中に……」
リア「いえ、アルトさん、ちょっと待ってください、ちょっと考え直すべきです」
アルト「何を?」

(月影草/夢裏徨さん 宅 「ものかきギルド・ストーリー」企画より リアちゃんお借りしました)



●祝・100票達成!


太助「第十一回『弦月の仮宿』人気投票、百票達成記念〜。人気投票第一〜十回大会・作品別得票数集計結果発表〜」
五寸&栗太郎「「ちょっと待ったあああああぁぁぁぁぁ!?」」
太助「えー、この企画では、過去十回の人気投票における得票数を、作品ごとに合計してみます。さあ、どの作品が一番人気が高いかな?☆」
五寸「太助さん、お気を確かに! 完全にキャラクターが崩壊しているじゃないですか!」
栗太郎「集計するのは勝手だが、何でよりにもよって俺たちが担当なんだ? 結果どうなるか目に見えてるだろうが、誰も幸せになれないぞ!」
太助「いやなんか? 普段あんまり日記での出番がない作品のキャラも? たまにはスポットを当ててやろうってことらしく? あははははは☆」
五寸「完全な嫌がらせじゃないですか!」
栗太郎「あの管理人、どこまで俺たちを苦しめれば気が済むんだ」
太助「それでは、人気投票への参戦順で、早速見てみましょ〜う」
二人「「ああああああああああ」」

「作品名」―――得票数計/(得票キャラ数)/人気投票初参戦回

「NAVIGATOR44」 ―――――― 411票/(10人)/第1回
「修復屋」―――――――――― 46票/( 3人)/第1回
「ウラオトギ」――――――――― 5票/( 2人)/第1回
「歪みの伝導師」―――――― 201票/( 6人)/第2回
「田中君と山川君」―――――― 400票/(15人)/第2回 ※2-4メイツ含む
「善悪陣取」――――――――― 15票/( 2人)/第2回
「夢追人〜DREAMERS〜」――― 20票/( 4人)/第3回
「願望交換局」 ――――――― 270票/( 2人)/第5回
「ノンフィクション」―――――― 67票/( 4人)/第6回
「ものかきギルド・ストーリー」― 163票/( 1人)/第7回
「学園パロディ企画」――――― 34票/( 2人)/第9回
「Good Day Good Departure」 ― 60票/( 1人)/第10回

栗太郎「言わんこっちゃない……!」
五寸「第一回から参戦しているのに、得票数5票じゃないですか、僕たち……しかも確か、太助さんと太助さんの母君にしか入ってないですよね?」
栗太郎「見るな五寸、俺たちまで発狂するぞ」
太助「人数が多いってのもあるが、やっぱり『NAVIGATOR44』と『田中君と山川君』は強いよなぁ。総得票数1692票のうち、半数近くがこの二作品だもんな。まぁ、T&Yに関して言えば、400票のうち223票が山川票なわけだけど」
栗太郎「太助、大丈夫かお前?」
五寸「一周回って通常運転に戻った感じですかね……?」
太助「ここ数年で一気に頭角を現してきたのが『願望交換局』か。参戦は第五回、キャラクターは二人だけなのに、作品別で第三位につけてるとはな」
五寸「へえ、四位の『歪みの伝導師』と随分差が開いているんですね。そしてやはり目立つのは、『ものかきギルド・ストーリー』と『GDGD』の双壁ですね。共に1キャラクターで、あの票数」
栗太郎「あいつらの台頭ぶりは、比べるまでもなく歴然だからな。で、『ノンフィクション』『修復屋』『学園パロディ企画』『夢追人』『善悪陣取』と続くわけだが……」
太助「……」
五寸「……」
栗太郎「……」
太助「二度とやらせんな、こんな企画ーっ!」
二人「「やっぱりキレた!」」



●見返り要求応援メッセージ その3


義希「卓也ぁぁぁぁぁ! こないだは応援ありがとなー! って事で応援に来たぞ!
田中「うぉお、義希ぃぃぃぃぃ! お前なら今回も来てくれるって信じてたぜマイソウルフレンドぉぉぉぉ!」
義希「二人で一位目指して頑張ろうな卓也ぁ! 難なら今からホント夕日に誓いに行く?
卓也「おお、よくぞ言った、それでこそ青春! いざ行かん、夕日が燃える大海原目指して!」
義希「ふっふ、思い立ったがヨシニチってやつだな! 今こそこの扉を開け放って……!」

(ビュゴォォォォ……)

義希「……やっぱ今度にしとかん?」
田中「あ、諦め早いぞ義希ぃぃ!」
義希「いやほら、こんな天気じゃ夕日も見えないだろうし。ってかぶっちゃけ寒いし。誓うだけならコタツの中でも良くね?」
田中「それ、自堕落な生き方くらいしか誓えないんじゃね?」
義希「欲望には正直に生きたい派だし」
田中「俺も己の心に嘘はつきたくない派だけど。あ、欲望で思い出した! 義希、俺への『見返り要求』考えてきた?」
義希「え、見返り? よくわかんないけどもしかして見返り美人紹介してくれんの?
田中「名前を呼んだら凍えるような冷視線で振り返ってくれる美人なら、サイト内に何人か知ってる」
義希「ヤダそんなのぉぉ! ただでさえ寒いのに心まで寒くなるし! あ、だったら鍋! てかカレー鍋! 鍋パしようぜ!
田中「お、それ良いじゃん! 闇鍋の時は、義希来られなかったもんなぁ。そんじゃ、どこからともなく都合よく土鍋とカレー鍋の材料を取り出しましてぇ!」
義希「肉、肉いっぱい入れような!」

(ぐつぐつぐつぐつ……)

田中「…………」
義希「…………」
田中「……♪鍋ぇ〜 ぐつぐつーとぉ〜 トーロぉ〜火ぃにぃーかけてぇ〜」
義希「……え?」
田中「♪わずかばかりのぉ〜 煮えの甘さを〜 悔〜んだぁりぃしてぇ〜」
義希「ちょ、卓也……どうしたん?」
田中「♪カレーぇはぁ〜 おいしいぃ〜 おいしいぃ〜もぉのぉーですねぇぇぇぇぇ!」
義希「わあああああ、卓也が湯気に当てられておかしくなったぁぁぁぁぁ!?」

(ねこの缶づめ/ぁさぎさん 宅 「anemone」より 義希くんお借りしました)



●見返り要求応援メッセージ その4


レックル「あ、アッシュさん! こんばんは、久しぶりだね」
アッシュ「よ、久しぶり。遅くなったが連載完結おめでとう。お祝いっていうには、どうかと思うけど一票入れさせてくれ
レックル「わわ、そんな、わざわざありがとう! そう言って貰えるだけですっごく嬉しいよ」
アッシュ「あんたならそう言うと思ったよ」
レックル「あはは、何だか照れるなぁ。ところでアッシュさん、今回の企画では、応援してくれた人に『見返り要求』をして貰うんだって。アッシュさんは、自分に何かお願いしたいことはある?」
アッシュ「うーん、そうだな。見返りは……特に思いつかないんだけど、またうちにも来てくれよ。あの魔法使いと一緒に
レックル「そんなことで良いの? それなら喜んでお邪魔させて貰うけど。でも、ローを連れて行ったりしたら、またアッシュさんに失礼なこと言ったり、岩塩投げつけたりしそうだなぁ」
アッシュ「問題ないさ。何を言われても俺は別に気にならないし、塩は貴重品だから、むしろありがたいしな」
ロー「あのな、僕+この男=岩塩の公式を定着させるのは止してくれないか?」
レックル「あれ、ロー、いつからいたの?」
アッシュ「最初に岩塩を出して来たのはあんただったと思うんだが」
ロー「いつからも何も最初からいたよ。全く、油断も隙もない。岩塩はともかくとして、聞いていればなんだ、『見返り要求』? 『うちに来い』? 企画にかこつけて、とんだ勾引もあったものだね。純粋で馬鹿正直なレックルをこれ以上誑かすなよ!」
アッシュ「かどわかし……言わないなぁ、今日日」
レックル「もー、そういう憎まれ口ばかり叩くなら、ローは連れて行かないよ? アトラスならアッシュさんに喧嘩売ったりしないし、代わりに来て貰おうかなぁ」
ロー「な!?」
アトラス「呼んだか?」
ロー「呼んでない!」
アトラス「呼ばれたっぽいな?」
アッシュ「ああ、それは良い提案だな。あんたともまた話してみたいと思ってたんだ。まとめて遊びに来ればいいだろ」
レックル「え、でも、迷惑になっちゃうんじゃ」
アトラス「良いってレックル、気にせず皆で行こうぜ! ロー、ちゃんと岩塩持ったよな?」
ロー「岩塩から離れろ!」



(白虹太陰/透峰零さん 宅 「北の大地に花束を」より アッシュさんお借りしました)



●見返り要求応援メッセージ その5


レックル&アトラス「ただいま〜!」
アッシュ&クロス「邪魔するぞ」
ロー「…………」
シルビア「ぞろぞろと出て行ったかと思えば、人数を増やして帰ってきたわね」
アトラス「お、姐さんただいま! やー、何か場の流れでさ。次は姐さんも一緒にあっちへ行ってみるか?」
シルビア「収拾がつかなくなるからお止めなさい。それで、そちらの二人は?」
レックル「あ、そっか、紹介するね。アッシュさんとクロスマリアさんだよ」
アッシュ「初めまして。レックルやアトラスやローには世話になってるよ」
クロス「同じく、いつも良くして貰っている。今日はブログでの流れから投票に来たぞ
シルビア「レックルちゃんはともかく、他の二人には『迷惑をかけられている』のでは?」
クロス「いやいや、楽しませて貰っているさ」
レックル「ねえねえ、クロスさんとシルビアさんが並ぶと、すっごく綺麗で華やかだね」
アトラス「口さえ開かなけりゃ完璧なんだけどな」
シルビア「アトラス君も口を閉じておいた方が身の為よ」
レックル「わわわ、あ、あの! それで、二人は結局誰に投票することにしたの?」
クロス「私はアトラスに一票だ。見返りは、当然『干し肉』で。よろしく頼む
アトラス「おっし、任せとけ! って言っても、それだけじゃ何か物足りないなぁ」
シルビア「物足りない?」
アトラス「そうだ、折角だからボタン鍋も食わせてやるよ! そうと決まれば、ちょっとそこまでイノシシ獲りに行ってくる! 行くぜレックル、手伝ってくれ!(ダッ)」
レックル「え、ちょ、ちょっとアトラス、待って待ってぇ!?(ダダッ)」
アッシュ「……行っちまったな」
クロス「ああ、楽しみだな!」
アッシュ「あんたの感想はそれで良いのか?」
クロス「? 何の問題もないと思うが?」
シルビア「あの二人は放っておくとして、先から気になっているのだけど」
ロー「…………」
シルビア「アンバー様? 今日は随分とお静かなようですが。ようやくご自分の発言の薄っぺらさに気付かれて口を噤んでいるというわけでもなさそうですし、何をみっともなく拗ねているのですか」
ロー「あのな、誰が拗ねているって? 今回の彼らの訪問は僕とは関係がないようだし、特に話す必要がなかっただけで……」
アッシュ「じゃ、俺はもう一回ってことであんたに入れようかな
ロー「……は?」
アッシュ「見返りは『岩塩抜きで話してほしい』で。俺はレックルのことそういう風に見てないから、安心しろよ
ロー「ぼ、僕は別にだなぁ!」
クロス「成程な、そういうことか」
シルビア「大体事情は分かりました。まぁ実際のところ、レックルちゃんがどうこうと言うより、単に引っ込みがつかなくなってるんでしょうけれど。アンバー様、さっさと負けを認めて折れた方が今後の為かと存じますが」
ロー「認めるも何も……(ブチッ!)ええい、そもそも何の勝負もしていないし、戦ったとして、僕がこんな男に負けるはずがないね!」
アッシュ「へえ、言ったな?」
ロー「で? 僕と話がしたいだって? 良いだろう、いくらでも相手になってやるよ。この天才魔法使い様と口を利けること、せいぜいありがたく思えば良いさ!」
アッシュ「はは、そりゃ光栄なことだな」
シルビア「……全く、世話の焼ける」
クロス「ふふふ、仲良くなったようで何よりじゃないか?」
アトラス「ただいまー! ん? 何だ何だ、楽しそうだな?(返り血まみれ/肩にイノシシ)」
レックル「あれ、ホントだ? 自分たちが出掛けてる間に何があったの?(返り血まみれ)」
アッシュ&ロー「そっちこそ何があった!?」


(白虹太陰/透峰零さん 宅 「北の大地に花束を」より アッシュさん&クロスマリアさんお借りしました)



●見返り要求応援メッセージ その6


ソフィア「邪魔するってんです
リュー「いらっしゃいソフィア。本日はおれの応援に? それともおれの応援に? はたまたおれの応援に?」
ソフィア「全部てめぇの応援じゃねぇですか! でも違いねぇです、また応援に来てやりました。仲間思いのあたしに感謝して、せいぜいもてなしやがりませ。崇めやがりませ
リュー「ソフィア優しいー、最高ー、ひゅーひゅー、紅茶は砂糖を入れてよろしいですか?」
ソフィア「てめ、喧嘩売ってやがりますね? ミルクも入れろってんですよ」
リュー「ミルクティー承りました。いやいや、喧嘩なんて会計報告に上げられないようなもの売らないよ。ソフィアが応援に来てくれたと思ったら、嬉しくてつい」
ソフィア「つい?」
リュー「からかいたくなって」
ソフィア「さっきてめぇに入れた票、今すぐ撤回させろってんですよ!」
リュー「まーまー、紅茶でも飲んで落ち着いて。お茶請けにプチケーキのアソートなどいかがでしょう? 内容は、抹茶ケーキ・プリンセスケーキ・フランボワーズ・ザッハトルテ・ティラミス・ブルーベリータルト・レアチーズケーキの七種となっております」
ソフィア「どっかで聞いたようなラインナップだってんです。つーかてめぇ、ケーキさえ出しておけば、あたしを懐柔……」
リュー「はいソフィア、あーん」
ソフィア「(あーん)……出来るとでも思ってやがりませんか?(もぐもぐ)」
リュー「前回に引き続き、こう素直に食べて貰えると、今の質問には首肯せざるを得ないよね」
ソフィア「黙りやがりませ。へん、あたしも安く見られたもんです。聞けば今回は、応援してやった見返りを要求出来るってんじゃないですか。今年も一位を取れなかったら、あたしの言うこと一つ聞いて貰うつもりだってんで覚悟しやがりませ
リュー「つまり、おれが今年も一位を取ったら、ソフィアはおれの言うこと一つ聞いてくれるってことでOK?」
ソフィア「勝手に自分ルール適用してんじゃねぇですよ!」

(ねこの缶づめ/ぁさぎさん 宅 「Good Day Good Departure」企画より ソフィアちゃんお借りしました)



●見返り要求応援メッセージ その7


ピアニー「む、来たな」
トット「何が来たの、ししょー?」
フルーク「くるるるる?」
ピアニー「いつも応援してくれる可愛い友人二名と、見ていて飽きない愉快なおまけ一名がだ」
クウリ「(ダダダダダ!)誰、が、愉快なおまけだ!?」
ピアニー「誰もお主を名指ししてはおらぬだろうに、どうやらおまけの自覚があるようだな、クウリ? 先陣切って駆けつけてくれるとは、何とも嬉しいではないか」
クウリ「この、俺だって好き好んで来たわけじゃ!」
テオ「(ぜーはー)ちょっとクウリ、一人で先に行かないでよね! もー、いつからそんなにピアニーさんに懐いたのよ?」
クウリ「懐くわけあるか、こんな若白髪! お前が性懲りもなくこいつに会いに行くとか言いやがるから、また騙されたりしないかと思ってだな」
テオ「だから、ピアニーさんに失礼なこと言わないでよ!」
ピアニー「いきなり置いていかれておるな」
トット「置いていかれる原因を作ったの、ししょーだよね?」
フルーク「くるるるるるぅ」
カイ「今晩は、お邪魔します。ほら二人とも、余所の玄関先で喧嘩しないでよ。挨拶が先でしょ?」
テオ「あ、それもそうね、ありがとうカイ。改めて今晩は。遅れてごめん、ピアニ―さん! 入れにきましたよ! 見返りは、もちろん『一緒に歌いたい!』で
ピアニー「はは、待ちくたびれたぞ、と言うべきかな? 毎度かたじけないな、テオ。答えは『喜んで』だ。そうとなればお主、歌いたい歌はあるか?」
テオ「わぁ、やったぁ! ええと、そうですね、じゃあ……これ、前にスカイアさんが歌ってた曲なんですけど」
ピアニー「ふむ。その曲ならば以前、リューが奏でておったな。私にも歌えそうだ」
テオ「本当ですか? だったら、私がこのパートで……」
クウリ「こいつら、完全に俺たちのこと眼中にないじゃねぇか」
カイ「まぁまぁ、クウリ。テオも楽しみにしてたんだから、好きにさせてあげようよ」
トット「ししょーとテオさんの歌なら僕も聴きたいんだから、邪魔する気だったら僕が全力で阻止するからね!」
クウリ「ぐっ……百万歩譲って、歌うのは見逃してやるにしても、あの若白髪に入れるのだけは我慢ならん……! だったら俺は、こいつに一票入れてやる!(もふっ)」
フルーク「くるるる?」
カイ「え、そういう対抗手段に出るの?」
クウリ「へっ、フクロウに負けたとあれば、あいつも肩なしだろうからな! (もふもふもふ) おい、絶対あの若白髪を負かせよ!
フルーク「くるるるるる?」
トット「フルーク、怒って良いんだよ?」
カイ「ええと、なんていうか……いつもあの二人がお世話かけます、ってことで、僕はトット君に一票入れさせて貰おうかな。あ、蒸しパン作ってきたからみんなで分けてね
トット「え、本当に!? やったぁ、カイさんありがとう! それじゃあ早速、いっただっきまー」
カイ「あ、みんなちょっと静かに。始まるみたいだよ」
クウリ&トット「へ?」


 誰かわたしに色をください
 乞うた鳥は空に願った
 月は銀 太陽は黄金
 空の青も 虹も聞かぬふり
 色なき鳥に雪が微笑った
 ならわたしの白をあげましょうと

 やがて世界に春の訪れ
 微笑った雪は静かに消えた
 月は銀 太陽は黄金
 空の青も 虹も鮮やかに 
 色ある鳥は空へと飛んだ
 あなたの白はここにありますと

クウリ「……くっそ、勘弁してやるのは今だけだからな」
トット「ところでカイさん、僕への『見返り要求』は?」
カイ「……え、見返り? ううん、しいて言うなら
トット「しいて言うなら?」
カイ「『これからもよろしくお願いします』かな?
トット「えへへ、こちらこそ!」

(白虹太陰/透峰零さん 宅 「風刻の者」より カイ君&テオさん&クウリ君お借りしました
 併せて、「Good Day Good Departure」企画 透峰零さん執筆30分小説「雪」より 作中詩をお借りしました)



●見返り要求応援メッセージ その8


雫「マイソウルフレンド田中ああああああ! 俺の清き一票を入れに来たぜ! 見返りは『《“ラジオ弦月の仮宿”一夜限りの大復活特番“祝・田中君ついに第一位! 十周年だよみんな集合・田中は宇宙を救う24時間スペシャル”完全生放送》の復活』だああああ!
田中「マイソウルフレンド(二人目)雨野おおおおおお! 信じてた、お前も俺の味方だって信じてた! 任せろ、今こそあの伝説の、『“ラジオ弦月の仮宿”一夜限りの大復活特番“祝・田中君ついに第一位! 十周年だよみんな集合・田中は宇宙を救う24時間スペシャル”完全生放送』をおおおおオーンエアァァァァァ!」
陽「馬鹿二匹が五月蠅い」
山川「番組名が長い」
雫&田中「出たなダブル陰険!」
陽「番組名の長さには同感だな、記事を何行消費しても足りなくなるぞ。略すか」
山川「よし分かった。じゃあ略して『一夜限りの田中』で」
田中「略し方に並々ならぬ悪意を感じる!」
雫「なんだよ邪魔するなよ太陽! 田中という旅人が24時間の長旅に出ようとしてるんだぞ、太陽なら暖かく見守ってやるべきだろうが! 北風か? お前は太陽という名の北風だったのか?」
田中「雨野良いこと言った! そうだそうだ、俺の2014年宇宙の旅への船出の時なんだぞ! 盛大に祝ってしかるべきだろうが!」
陽「俺は太陽じゃないっつってんだろうが。あと、どっちかっつーと灼熱地獄で干からびさせてやりたい気分だ」
山川「田中、そのまま2100年くらいまで帰って来なくて良いぞ。……ところで太田、お前、そっちの馬鹿を引き取る為にわざわざ来たのか?」
陽「ああ、そうだった。滑り込みで悪いな。俺はお前に一票だ、山川。そっちの馬鹿が調子に乗るのは見るに堪えないからな」
山川「激しく同意だ、いつも悪いな。で、俺に対する『見返り』は?」
陽「俺の見返りなんて、お前はわかってるだろう? 当然『《“ラジオ弦月の仮宿”一夜限りの大復活特番“祝・田中君ついに第一位! 十周年だよみんな集合・田中は宇宙を救う24時間スペシャル”完全生放送》の阻止』だ。よろしく頼む
山川「分かった、任せろ……よく覚えてたな、その正式名称」
雫「ええい、さっきから黙って聞いてれば言いたい放題! 『そっちの馬鹿』だけで通じあってんじゃねぇよ! 田中、こんな奴らの狙い通りになんてさせるなよ、無理矢理にでも放送開始しちまえ!」
田中「合点だ雨野ぉ!(ヘッドホン装着&マイクON) えーテステス。おほん、グッドイーブニング、エヴリワン! 三年半の時を経て、あの『ラジオ弦月の仮宿』が帰って参りました! パーソナリティは勿論俺、こと、田中卓也でお送りいたします! それでは早速、タイトルコールから! 皆で一緒に、せーの!」
雫&田中「“ラジオ弦月の仮宿”一夜限りの大復か」

(ブツッ)

雫&田中「…………え?」
山川「電源落として阻止してみた」
陽「スマートだな」
雫&田中「ひ、卑怯者ぉぉぉぉぉぉぉ!?」

(白虹太陰/透峰零さん 宅 「曇りのち『晴れ/雨』!」より 雨野雫くん&太田陽くんお借りしました)



●見返り要求応援メッセージ その9


裏葉「もう人気投票も終わりですねー、リューさん」
リュー「そうだね、もう人気投票も終わりだね、裏葉」
裏葉「企画応援企画もとっくに締め切っちゃいましたしねー、リューさん」
リュー「そうだね、企画応援企画もとっくに締め切っちゃったしね、裏葉」
裏葉「おっかしーなー、可愛い後輩が必死で頑張ってるんですけどねー、リューさん」
リュー「そうだね、おっかしーねー、可愛い旅の仲間が血反吐吐きそうなくらい頑張ってるんだけどね、裏葉」
紅「おいぃぃぃ、嫌な電波をビリッビリ送ってくんのはやめろ、裏葉ぁ!」
スカイア「血反吐吐くまで頑張るのは身体に良くないと思うんだがな。またソフィアにどやされるぞ、リュー」
裏葉「あ」
リュー「お」
紅「ま、間に合った……(ぜぇぜぇ) ほらよ、裏葉、お前に一票……ってオイちょっと待……!」
裏葉「うわぁぁぁい、紅さんだぁぁぁぁぁっとりゃあああああぁぁぁぁぁ!」
紅「ったああああぁぁぁ!? この馬鹿、挨拶代わりにドロップキックかますのはやめろっつってんだろうが!」
裏葉「えへへー、ちゃーんと俺の応援に来てくれたんですね! 紅さんってば優しいんだからぁ!」
紅「ふっふっふ、来ない訳にいくかよ。何せ今回は応援の見返りを要求出来るらしいからな」
裏葉「えー、紅さん、見返り目当てだったんですか? そんなぁ、企画にかこつけて後輩にたかるなんて器の小さいことしてたら、出世街道に乗り損ねたまま一生脇道胃痛人生ですよ!」
紅「別にたかるつもりはないっての……つか、俺の人生については放っとけ! 見返りは、お前が真面目に『書類』仕事してくれたら充分だ!!
裏葉「はい、嫌です!」
紅「即答!? いやいやいや、今回そういう企画なんだろ? 嫌だも何も、要求された以上お前には従う義務がだな」
裏葉「あ、今回の企画、『要求が通るかどうかは、応援したキャラ次第』なんですよ☆」
紅「んな馬鹿な、何の為の企画なんだよ!?」
裏葉「うちの管理人さんが楽しむ為の企画です!」
紅「言い切るなぁっ!」
リュー「……(じりっ)」
スカイア「よぉリュー、待たせて悪かったな、俺からの一票だ……というか、どうした? 何を身構えてるんだよ?」
リュー「おれも裏葉に倣って、スカイアが来てくれた嬉しさをドロップキックで表現するべきかと」
スカイア「うーん、出来れば他の方法で表現して貰いたいもんだが。普通に笑顔とかじゃ駄目なのか?」
リュー「いやいや、スカイアが来てくれてから、おれはずっと全力で満面の笑みを浮かべてるから。という冗談はともかくとして」
スカイア「冗談だったのか」
リュー「全力で天然を発揮しているスカイアもともかくとして、おれへの『見返り要求』は、何か考えてきた?」
スカイア「それなら考えるまでもないさ。見返りは、リューのハーモニカが聞きたいな
リュー「毎度ご指名ありがとうございます。おーけー、では早速」
スカイア「ああ!」
リュー「こちらのページご覧ください」
スカイア「ああ……ん?」

♪【GDGD企画作品「こんな旅路の歩き方arrange」(別窓)】

スカイア「…………んん?」
リュー「この曲のハーモニカパートについては、僭越ながらおれが演奏させていただいております」
スカイア「え、いや……え?」
リュー「なお、『じゃあ他のパートは誰が演奏してんだ』とか『演奏してるのはお前じゃなくて音楽ソフトだろ』とか『そもそも人様の作品を企画のネタにするな』といった声は、おれには聞こえません」
スカイア「えーと、まぁ、これはこれで良いんだがな。何かこう、俺の予想と違うというか」
リュー「じゃあオマケもつけようか」

♪【???

スカイア「今の、即興か?」
リュー「うん、まぁそんなところ。お耳汚し失礼しました」
スカイア「いや、聴けて満足したよ。ありがとな、リュー」
リュー「どういたしまして」


(白虹太陰/透峰零さん 宅 「異世界管理局第150支部」より 紅さん&「Good Day Good Departure」企画より スカイアさんお借りしました)













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