第十二回バレンタイン企画
2017.01.14〜01.31実施




●企画概要&企画結果発表


田中「田中君とぉぉぉぁぁぁっ! ……(チラッ)」
山川「……」
田中「……(チラチラッ)」
山川「……」
田中「……っ山川君のぉぉぉっ! 第十二回! 『弦月の仮宿』! バレンタイン企画結果発表! は〜じま〜るぞぉぉぉぉぉっ!」
山川「ついに状況を読んで流動的に対応出来るようになったか、偉い偉い。次回からは一人でも司会を務められそうだな」
田中「嘘だろ山川嘘だろ! お馴染みの熱意ゼロのタイトルコールに留まらず、ついに職務完全放棄とか嘘だろ! ちゃんとやってくれよ山川、俺が一人で司会を出来るかどうか五メートル後方から眺めてる場合じゃないだろ! お前が腹黒なのは俺もお客さんもよ〜く知ってるから、お前の優秀さもばっちり見せつけ」
山川「それでは概要を説明します。今回の企画は『アンケート投票』と『簡易投票』の二通りでの参加が可能で、投票期間は2017年1月14日から同31日でした」
田中「……ん?」
山川「一度のみの利用が可能な『アンケート投票』では、『問1.チョコレートをあげたいのは?』に回答することでキャラクターにチョコレートを贈っていただき、回答無制限の『簡易投票』で追加のチョコレートを贈っていただく、というシステムでした。なお、両アンケートに企画開始時からエントリーされていたのは、第十三回人気投票にて二十五位以内に入った、『弦月の仮宿』男性キャラクター二十名です。また、『アンケート投票』においては、併せて別の質問も用意し、任意で回答していただきました」
田中「いや、山川、ちょっと」
山川「短い期間ではありましたが、たくさんのチョコレートとアンケート回答を、皆様本当にありがとうございました。それでは、これより結果発表に移ります……ってことで、おら田中、お前の番だぞ」
田中「低テンションでOKな仕事のみキッチリこなしやがった!?」


山川「さて、今回は、『簡易投票』で投じて貰ったチョコレートの数から発表していくぞ」
田中「ふむふむ。つまり、一度しか回答できないアンケート投票では伝えきれなかった田中君への溢れる愛が、ここに実数化して反映されてくるわけだな? それはそれは、間違いなく、両腕では抱えきれないほどのチョコレートが」


簡易投票結果

 3個:ディー・ロー
 2個:ゲン・ルート・田中卓也・山川健悟・サンタさん
 1個:ピアニー・ビクス・トータ・アトラス・リュー・裏葉・モーヴェイン・キャメル・ソースケ・トナカイさん

田中「……(両手に一個ずつチョコレート)」
山川「両腕で抱えきれたな」
田中「いいいいやでも、順位で言えば3位だし! 山川と同数だし! 溢れる愛が片手で抱え切れちゃう大多数の連中には勝ってるし!」
山川「両腕どころか、腕すらない球体には負けてるけどな」
田中「うぉぉぉぉぉ、なんでだ、なんで球体がそこにいるんだ、チョコレートなんか食べもしないくせにぃぃぃぃぃ!」
ディー『球体球体しつこいぞ。まぁ、俺にこんなに票が入った理由は、確かに全く分からないが』
山川「第十三回人気投票でも似たようなコメントだった気がする。純粋に喜んでおけばいいんじゃないのか?」
田中「ところで山川! これ、投票する時に一緒にコメントも贈れるシステムだったよな! ねぇ何かないの、俺への熱いメッセージとか、山川への呪いの言葉とか、黄緑色の球体に票が集中する珍現象の解明につながりそうな何かとか!」
ディー『珍現象とか言うな』
山川「ああ、一つだけあるみたいだな、キャラクター宛のコメント」

・甘いものが大好きなサンタさんに。

田中「……これが唯一のコメント」
サンタさん「誰だか知らんが、気の利いた差し入れどうもな〜(もぐもぐ)」
ディー『俺に贈るよりかは、確かに適切なんだろうが。どうも釈然としないな』
田中「俺だって甘いもの大好きだもん……」
山川「未練がましいぞ。結局『簡易投票』じゃあ、全体で0〜3個の違いしか出なかったわけか」
田中「あ、そうだ、そうだよ! メインはこっちじゃないだろ、もう片方の投票が本命だろ! そうと気付けば善は急げだ、『アンケート投票』・『問1.チョコレートをあげたいのは?』の結果発表へ移りまぁぁぁす!」


アンケート投票結果(回答者数:4名)

*問1.チョコレートをあげたいのは?(複数回答可)

 4個:田中卓也
 3個:ピアニー・ロー
 2個:ゲン・トット・ビクス・山川健悟
 1個:ポルク・ディー・ルート・トータ・アトラス・アルト・リュー・裏葉・モーヴェイン・キャメル・サンタさん・トナカイさん

田中「はいキタコレえええええぇぇぇぇぇっ!」
山川「執念で獲りやがったよ、単独一位……しかも4個って、回答者全員から投票されてるじゃねぇか」
田中「時代が来た! 俺の時代が来た! 山川に2個もの大差をつけて、ついに俺こと田中卓也の黄金狂時代が来たぁぁぁぁぁ!」
山川「それを言うなら黄金時代だろ、お前が喜劇王だと言われれば納得だが……ってのはともかく、まさか、第十三回人気投票第一位のピアニーさんすら抑えてくるとはな」
田中「これだけのぶっちぎりってことはだ! 『簡易投票』のチョコレート数と合わせても!?」


総合結果(簡易投票チョコ獲得数26個+アンケート投票チョコ獲得数30個=計56個)

  1位(6個):田中卓也・ロー
  3位(4個):ディー・ゲン・ピアニー・山川健悟
  7位(3個):ルート・ビクス・サンタさん
 10位(2個):トット・トータ・アトラス・リュー・裏葉・モーヴェイン・キャメル・トナカイさん
 18位(1個):ポルク・アルト・ソースケ

田中「はいキタコレ二回目えええええぇぇぇぇぇ!」
山川「やられたな。流石に文句のつけようがない」
田中「ふっははははは、どうだ見たか、山川すら認める完全勝利! キングオブバレンタイン2017・イズ・オレ! みんなぁぁぁ、チョコレートありがとぉぉぉ、みんなの田中卓也・見事第十三回バレンタイン企画単独優勝をぉぉぉ!」
山川「……単独?」
田中「……単独?」
二人「…………ん?」
ロー「まさか、ここまで引っ張るとは思わなかった……何が単独優勝だ、何でここに至るまで、僕の存在がまるで全くないかのように進行してるんだ!?」
山川「本当だ、完全にスルーしてた……ん? ローさんって、人気投票では十六位だったよな? この台頭は意外だったな」
田中「ひ、卑怯だぞロー! いくら魔法使いだからって、チョコレートの数を操作するのはルール違反だろ!」
ロー「魔法も何も使ってない! 簡易投票一位、アンケート投票二位、総合結果は堂々の第一位だ!」
田中「ああもう、ばかばか空気読めよ、ここは俺の単独優勝で盛り上がってスッキリ終わるところだろうが!」
山川「いや、むしろこの上なく空気読んでる」
ロー「ええい、一体何様なんだ君は! 君のような頭の中も面構えも馬鹿丸出しの男と同順位というだけでも耐えがたい屈辱だというのに、一体何なんだこの扱いは!」
田中「うっさい、俺と山川の戦いを台無しにした罪は重いんだよ! っていうか、ロー、お前やっぱモテ男撲滅委員会入ろうぜ!」
ロー「この流れで何でそうなる!?」
山川「あちらの似た者同士は放っておいて、それではここで、『アンケート投票』の他の設問の結果も見ていきましょう」
田中&ロー「そこの腹黒、空気読め!」


アンケート投票結果(問1以外)

*問2.問1で選んだ中から、本命を一人だけ選んでください。

 ゲン(NAVIGATOR44):1票
 ルート(NAVIGATOR44):1票
 ピアニー(歪みの伝導師):2票

山川「総合一位の二人の名前がないな」
田中「……」
ロー「……」
ピアニー「ぐ、二票も入っておるのに、総合結果では負けるとは。だが、人気投票第一位の面目躍如と言ったところだな、ありがたいことだ。皆、応援感謝するぞ!」
ゲン「おお、オレにも1票入ってるじゃねぇか、嬉しいなぁオイ! 投票してくれた人、ありがとな!」
ルート「僕への応援も恐縮です、勤務中のエネルギー補給にありがたくいただきますね」
ゲン「『エネルギー補給』にはツッコまねぇからな?」
ルート「え?」
山川「で、お二人さん、義理チョコだけで一位になった感想は?」
田中&ロー「まぜっかえすな!」


*問3.誰かにチョコレートをあげて欲しいのは?

 キリー(NAVIGATOR44):2票
 ワカ(NAVIGATOR44):0票
 ハナダ=アルエット(願望交換局):0票
 レックル=ヴァーミリオン(ノンフィクション):2票
 シルビア=バディウス(ノンフィクション):0票
 リンカ(extra-I'sT):0票

田中「おお〜、一騎打ちだ!」
山川「また見事に票が割れたな」
キリー「ほう、ついにこの時が来たか。待ちわびたぞ(スラリ)」
レックル「自分も同じだよ、キリーさん。手加減はしないからね(スラリ)」
キリー「それはこちらの台詞だ。それでは、いざ」
レックル「尋常に!」
ゲン&ロー「待て待て待てぇ!?」
キリー「なんだ、水を差すなゲンゴロウ。邪魔をするなら貴様から斬るぞ」
レックル「そうだよロー、集中が切れちゃうじゃない。折角キリーさんとの手合わせの機会なのに」
ゲン「いや、これそういうイベントじゃねぇから」
ロー「そうだぞレックル、むしろ君らは今、剣以外に集中すべきことがあるはずだろう」
キリー「何だ?」
レックル「何だろう?」
ゲン&ロー「…………」
田中「山川、このサイトって、色々大丈夫なの?」
山川「お前が言うな」


*問4.「弦月の仮宿」のバレンタインに何を期待しますか?

 シリアス:0票
 コメディ・ギャグ:3票
 バトルアクション:0票
 ホラー:1票
 ミステリー:0票

田中「うん、予想してた」
山川「ホラーに1票入ったのは予想外だったけどな。そもそも選択項目がおかしいんだよ、なんだよバトルアクションとかミステリーなバレンタインって」
田中「大多数のお客さんの期待を代弁するなら、『ありとあらゆる恋愛フラグをギャグ展開で無残にブチ折ってください!』ってことだな?」
山川「そこまで言ってない」


*問5.メッセージや補足事項などありましたらご自由にどうぞ。

(メッセージ一部抜粋)
・ホラーも面白そうと思いつつ、ほのぼの話が見たいです(コソッ)。
・バレンタイン企画の宣伝、毎回楽しみにさせて頂いております。ローさんまじ頑張れ…!
・トータくんとかは特定のお方からきっと貰える(?)…筈…ですので密かにそちらに期待です。

田中「山川、お客様は『ありとあらゆる恋愛フラグをギャグ展開で無残にブチ折るほのぼのミステリー』作品をお望みだぞ」
山川「無茶言うな、どんなチャンポンだ。ところで、バレンタイン企画宣伝のローさんっていうと」
田中「アトラスに散々振り回されてたアレだろ? なーんだ、ローが貰ったチョコって同情票だったんだな☆」
ロー「魔法で灰にするぞ」
田中「あと、トータは人気投票でも第六位に落ち込んだし、そろそろ落ちぶれそうな気配を感じるよな☆」
トータ「その減らず口をタラコにでも挿げ替えて差し上げようか?」
山川「田中、せっせと敵を作るのはやめとけ」
田中「ふっ、やれやれ、皆から妬まれる人気者はつらいぜ」
山川「いやそういう話じゃなく」


山川「さて、これで全項目の解説が終わったな」
田中「だな! や〜、今年は俺の完全勝利だし、すがすがしく終われそうだぜぃ!」
山川「はいはい、そりゃ良かったな。以上、第十二回・『弦月の仮宿』バレンタイン企画結果発表で……」
ロー「いやちょっと待て!?」
二人「へ?」
ロー「『へ?』じゃないだろう、何をそのままあっさり閉じようとしているんだ! アンケートの結果を受けて、ここから何かあるはずだろう?」
山川「ここからって言われても……何があったっけ?」
田中「あああああ、そうだそうだ、すっかり忘れてた! うわぁ、ありがとなロー、うっかり宣伝しそこねるところだった〜!」
ロー「ほら見たことか。全く、司会を請け負ったならばしっかりしてくれよ」
田中「このあとはお待ちかね、毎年恒例・『田中君と山川君』バレンタイン特別コントが始まるぞ! 皆様、どうぞお見逃しなく!」
ロー「…………へ?」
山川「改めて、以上、第十二回・『弦月の仮宿』バレンタイン企画結果発表でした」
田中「次回、第十三回バレンタイン企画での田中君の活躍を、どうぞお楽しみにいいいぃぃぃ!」
ロー「いや、おい……嘘だろう!?」





●「田中君と山川君」バレンタイン特別編

*「バレンタインの新しい楽しみ方を見つけよう!」


「最近のバレンタインってさ、山川。男が自分で自分のために好きなチョコを買う、『俺チョコ』ってのが流行ってるらしいな?」
「ああ、ニュースで話題になってたな、そんな言葉。で、それがどうしたんだ」
「『俺チョコ』が広く知れ渡ってきた昨今、チョコレートが好きで好きで堪らない男だったら、一人で二つも三つもチョコを買っても、別におかしくないよな?」
「まぁ、中にはそういう男もいるだろうな」
「だからきっと、お前が今、そのでっかいスポーツバッグに必死で詰め込んでいるアホみたいな量のチョコは全て、チョコが好きで好きで堪らない山川が、自分のために買い漁った『俺チョコ』なんだよな? 女の子から貰ったチョコなどでは、断じてないんだよな?」
「……」
「……」
「『実はそうなんだよ、ついにバレちまったか。俺はチョコレートが好きで好きで堪らないから、毎年こうして、バレンタインにかこつけては自分のために大量のチョコを買い漁ってるんだよ』」
「……」
「……」
「騙されるワケあるかあああああぁぁぁぁぁ!」
「お前が言い出したから乗ってやったんじゃねぇか!」
「それが全部『俺チョコ』とか、どんだけチョコ好きなんだよ、最早狂気だよ! っつーか『俺チョコ』ならわざわざ学校持ってきたりしねーよ! あまつさえ、そんな『もうチョコなんか見たくない』ってゲンナリ顔でチョコの詰め込み作業なんかしねーよ!」
「何なんだ、そのまどろっこしいキレ方は。一体何がしたかったんだよ。あと、折角詰め込んだチョコをわざわざ取り出して机上に積み上げるのは止めろ」
「だってぇぇぇ、山川がぁぁぁ、今年も当然のようにチョコレートモリモリ貰ってるからぁぁぁ! それが全部『俺チョコ』だったら、俺も怒ったり悲しんだり嫉んだり僻んだりモテ男撲滅委員会を招集したりしなくて済むのにって思ってぇぇぇぇぇ!」
「俺だって、これが全部『俺チョコ』だと思われるのは心外だが、それでもお前がモテ男撲滅委員会を招集しなくて済むならと思って、あえてその不名誉に甘んじてやろうとしたんじゃねぇか。つうか、嫌ならわざわざ招集しないでとっとと解散しろ」
「いや、いくらなんでも、全部『俺チョコ』ってのは不自然だろ。冷静になれよ山川」
「お前の突然の冷静さの方がよっぽど不自然だ」
「でぇい、こうなったら、いつまでも古いバレンタインに囚われている山川なんて放っておいて、俺は新しい流れに乗ってやる! そんでバレンタインを今風に楽しんでやる!」
「っていうと、自分で『俺チョコ』を買うってことか。まぁそれならそれで」
「いや、『俺チョコ』とは別に流行ってるらしい、バレンタインに人にチョコを贈る『チョコ男』になる」
「……ほう?」
「そんで、山川を筆頭としたモテ男連中に、ありとあらゆる嫌がらせ策を講じたチョコレートを贈って贈って贈りまくる」
「やってること今までと同じじゃねぇか」
「話変わるけど山川、最近巷じゃ、激甘チョコの中に激辛カレールーを仕込んだ『チョカレート』が流行ってるって知ってる?」
「知らない知らない知らない」





●おまけ


 総合結果 1位:ロー(&田中卓也)
 誰かにチョコレートをあげて欲しいのは? 1位:レックル(&キリー)

ロー「……」
レックル「あ、ロー、こんなところにいた……あれ、何か変な顔してない? どうかしたの?」
ロー「心外だね、レックル。いつ何時だろうと、この僕が『変な顔』であるはずがないだろう」
レックル「心配して損した」
ロー「それは悪かったね。それでレックル、僕に何か用かい?」
レックル「あ、そうだった。はい、これ!」





ロー「え? レックル、これって」
レックル「何かね、管理人さんが、『誰でも好きな男の人にこのチョコを渡してきなさい』って言うから」
ロー「それを、わざわざ僕に届けに?」
レックル「? うん」
ロー「それはつまり、その、なんだ、君が好きな男というのは」
レックル「とりあえず一人目はローかなと思って」
ロー「…………ん?」
レックル「あ、ちなみに、その中身、六等分したうちの一かけなんだ。小さくなっちゃってごめん!」
ロー「……」
レックル「じゃあ、自分はこれから、アトラスとヘルドとララットとキドニィとモグにも渡してくるね!」
(レックル撤収)
ロー「そういうオチか……!」





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