第三回バレンタイン企画
2008.02.01〜02.14実施




 web拍手のメッセージ機能を利用して、「田中君と山川君」の二人、及びその他創作キャラクターにチョコを贈ろうという企画です。
 また今回は、嫌がらせのチョコを贈る「妨害」というルールもありましたが、応募はありませんでした。
 投票は一人何票でもOK。総獲得チョコ数は17個でした。



●結果

 田中チョコレート獲得数:3コ
 山川チョコレート獲得数:6コ



(その他キャラクター)

 ポルク:2個
 川上菜穂:2個
 田中恭輔:1個
 山川翔悟:1個
 三浦修:1個
 桜:1個



●メッセージ集

<田中卓也>
・バレンタインは田中にチョコレートを。ハバネロのやつ(愛ゆえにだから妨害なんかじゃないやい)
・Web拍手見てると田中くんが可哀想で仕方有りません。いやそれこそ田中のポジションだからチョコを一つ。
・そしてやっぱり田中君にハバネロチョコレートを(懲りてない)


<山川健悟>

・山川君、食べてくれるかな? 愛のこもったこのスペシャル・ミラクル・キャッスルチョコレート・・。
・受け取れい山川!べ、別に本命とかじゃなくてギリだ! 飽くまでもギ、ギリだからな!
・やっまかっわくーん!はい、手作り弁当! なんとデザートは愛情たっぷりのチョコレート!!た・べ・て・ねv
・山川君フォーエヴァー!愛の詰まったこのチョコを!
・山川君、本命チョコ受け取ってもらえるかな?
・山川!えっと・・だな、あたしのチョコを食いやがれ!///


<その他>
・ポル君、ディー型チョコレートあげる! これが作るのが簡単でさ〜!でも愛情入りよ♪
・いつも元気で頑張っているポルクにも、ホワイトチョコレートを。元気な姿に癒されます。
・川上さん、友チョコ作ってみたんだけど、食べてくれるかな?
・川ちゃん!友チョコあげる!
・きょんきょん、はい、チョコレートどうぞ!
・しょーごくん、兄の山川を敬ってあげてね!チョコあげるから!!
・三浦君にバレンタインを!
・桜、猫にチョコはあげられないけど、ハート型にしたアジの開きを食べて!





●おまけ集 バレンタインの噂話by2年4組メイツシリーズ


*「噂話に花を咲かせよう!(VD3日前)〜弥富君と仲楯君〜」

「なっかだて〜!」
「ん、どうした弥富?」
「お前、今年も田中に誘われたか? 例のアレに」
「モテ男撲滅委員会だろ? 誘われた誘われた〜! お前も?」
「も〜、俺なんか最初から副委員長に任命されてるっつーの」
「あっはっは、嬉しくねぇ〜! で、今年はどうするんだって? バレンタインももうすぐだもんな」
「えーと、いくつかの班に分かれて活動するとか言ってたな〜。山川をからかう班とか、山川を呪う班とか、山川に怒声罵声を浴びせる班とか、山川の足を引っかける班とか、山川が手にする前にチョコを奪って、全て食い尽くす班とか」
「山川ばっかじゃん」
「田中の病も根が深いな〜。他にもモテる奴はいるのにな」
「とりあえず三浦だろ。西村も他のクラスの女子とかに人気あるもんな」
「神ちゃんとか雁月とか綿貫とか、あと高橋とかもかな?」
「それはモテるというより、可愛がられてるとか同情とかじゃ?」
「田中はあの辺は見てないのかね?」
「さー? 山川しか見えてないっつーか、『山川がチョコを貰う』ってのが許せないんだろ、たぶん」
「ほんじゃー、田中もチョコを貰えれば良いのか? モテ男撲滅委員会のメンバーが田中に一個ずつチョコをやったら、山川の数と良い勝負にならねぇかな?」
「野郎からチョコを貰うってのは、トラウマになりこそすれ、嬉しくはないんじゃないか?」
「じゃあこれならどうだ? 山川に男からのチョコをやる! 『男からもモテ男』の称号も同時にくれてやるって方向で!」
「それ、田中に提案してきたらどうだ? たぶん一番愛と憎しみのこもったチョコを用意してくるぞ」

(※弥富司&仲楯正和:田中と山川の幼なじみ。普通人。)



*「噂話に花を咲かせよう!(VD2日前)〜神谷君と三浦君〜」

「なぁ、神ちゃん。もうすぐバレンタインだな」
「え、そうかな、そうだね。もうすぐ14日だね」
「この時期の野郎連中は妙に浮き足立ってて、見ていて笑えるな。田中の馬鹿もそろそろ行動を開始してるみたいだし」
「田中君が? 何? 行動って、え?」
「独り言独り言。神ちゃんも楽しみ?」
「えっとね、皆がお菓子をくれるのは嬉しいなぁ。ちょっと照れるけど。三浦君は人気があるから、きっと楽しみだよね」
「山川ほどじゃないさ。いやホント、あいつがいてくれて助かるよ。良い隠れ蓑になるし、田中やその他の矛先も向くし」
「隠れ? ほこ?」
「これも独り言。そうだな、俺はチョコレート自体よりも、バレンタインっていう行事を傍観するのが楽しみかな」
「? よく分からないけど。でも三浦君が楽しいなら良いかな」
「はは、神ちゃんはずっとそのままでいてくれよ? ところで、さっきから一体何を始めたんだ?」
「あ、これ? バレンタインが近くなったから用意しなくちゃって」
「おフダ?」
「そうだよ。おじいちゃん直伝の魔除けの護符を作ってるんだ。バレンタインになるとね、女の子達とか一部の男の子から、すごく強い負の力が発生するから」
「……負?」
「去年の田中君はすごかったなぁ。背後の負の固まりが、でっかい妖みたいになって……なって……すごく怖……」
「神ちゃん? 顔、青いんだけど……」
「ふ、ふえええぇぇぇ……」
「そんなにか? そんなになのか田中?」

(※神谷陸斗:神社の息子。泣き虫。 三浦修:クール&ブラック。)



*「噂話に花を咲かせよう!(VD1日前)〜相澤君と渡辺君〜」

「じゅんぺー、明日は2月何日だ?」
「あー? 14日だろ」
「ふ〜ん。じゅんぺーは日付なんか覚えてないと思ってた」
「だっ、違ぇよ、たまたま朝テレビで、明日はバレンタインって」
「さっき俺、バレンタインがどーこーは言ってねぇじゃん」
「春樹ィ、お前何が言いたいんだよ」
「別にぃ〜? ただ、さっき田中が山川に喧嘩ふっかけてたから? 『俺はモテナイ男の頂点じゃない、相澤のヤツよりはモテる!』って」
「あんだと、田中の野郎、バッカみてぇなツラしやがって!」
「(関係ねぇんじゃん、バカみたいな顔は)」
「おい春樹、オレ明日はサボらねぇからな! 遅刻もしねぇ! ゼッテー田中よりチョコレート貰って、あいつの腹を沸かしてやる!」
「(鼻を明かす、だな)」
「そうだ、ついでにあの気に喰わねぇ野郎もギャフンと言わせてやる! オレに負けたら、二度と偉そうな態度は取らせねぇ!」
「え、それって……山川かよ!?」
「そうと決まれば、あいつらに約束させてやるよ、オレに負けたときの態度についてな!」
「ちょ、それつまり、じゅんぺーが負けた時の約束もするって……!」
「オイ、そこのバカ二人ぃ! いいか、明日のチョコで」
「バカはそっちだ、死ぬ気かじゅんぺぇぇぇっ!?」

(※相澤純平:プチ反抗期。バカ。 渡辺春樹:相澤の腰巾着もどき。)



*「噂話に花を咲かせよう!(VD当日)〜川上さんと岸本さん〜」

「菜穂菜穂〜! はいこれ、友チョコ!」
「わ、ありがと啓ちゃん! 随分たくさん用意してきたんだね」
「まぁね。クラスの女子全員と、他のクラスの友達と。それでもちょっと余るから、あとは男子に恵んであげようかな」
「男子って、クラスの? 全員分あるの?」
「ん〜、一部にだけ。とりあえずハライチと、お疲れ様だし綿貫君? あとは神ちゃんと、あ、土宮君と山川君は外せないよね!」
「そうなの? 何で何で?」
「もちろん、ホワイトデーの手作りのお返しに期待を込めて! あの二人の作るお菓子って、プロ顔負けだもんね〜」
「あー、そっか〜。私、土宮君には用意してこなかったな〜」
「ん? 聞き捨てならないぞ菜穂! ってことは、山川君には用意してるんだ〜?」
「あ、えっと、うん、テニス部の人には全員分用意してるし、山川君のことは尊敬してるし」
「ふ〜ん。だったら私、菜穂の邪魔しちゃ悪いし、山川君の代わりに田中君にあげよっかな〜」
「だめ!」
「へ?」
「山川君が勝たなきゃ駄目なの! 圧倒してこそ山川君なの!」
「いや、でも一個くらい」
「田中君相手に完全勝利するのが山川君なのっ!」
「(悪気ないんだろうな〜、この子)」

(※川上菜穂:テニス部マネジ。山川を尊敬。 岸本啓:室長。騒がしい。)



*「噂話の的だとは気付かずにいよう!(VD当日)」

「山川山川〜! ここでいきなりクイズです! ♪チャラッ! 今日、2月14日はバレンタインデーです。では『バレンタインデー』をアルファベット二文字にすると?」
「はぁ? VDだろ、何だよ田中?」
「正〜解! それではでは第2問、『VD』をひっくり返すと?」
「……DV?」
「ドメスティ〜ック・バァイオレェ〜ンスッッ!」
「危ねぇっ、いきなり飛び蹴りっ!?」
「ええい、おとなしく家庭(教室)内暴力の餌食と成れ山川っ!」
「なるかっ! 長い前フリだったが、結局あれか? 毎年恒例のバレンタインの大暴れか?」
「ちきしょ〜! どーしてどーして山川ばっかりぃぃぃっ!? 何なんだよ、このチョコやお菓子の山、山、山! 俺だって欲しいもん、両腕にチョコレート抱えたいも〜ん!」
「えーと、この辺は買ったチョコだな、この2つ被ってるから良いぞ。あと、このケーキは食いきれないから半分やるよ。あ、これは個包装だから分けてやれるな。ほら、落とすなよ」
「わーい、両腕にいっぱい〜……じゃねぇぇぇっっ! うっわ、これは腹立った、これまでで一番ムカついた! 見てろよ山川、今年の復讐はひと味違うぞ!」
「14日のうちに復讐とか言い出す辺り、お前も分かってるんだな。自分がチョコレートを貰うことはないって」
「キィ〜ッ! 余裕ぶっこいていられるのは今のうちだぞ! 俺はなぁ、今朝一番にモテなさそうな男の下駄箱に、山川への一斉攻撃のための召集令状を入れまくっておいたんだ! さぁ山川、お前は今日、無事に家へと辿り着けるかな〜!?」
「今朝一番に、下駄箱に手紙?」
「おうともさ!」
「バレンタイン当日に、密かに期待して下駄箱を開けると、中には手紙が一枚。胸を躍らせながら差出人を見ると、野郎の名前」
「……え?」
「何にも入っていないのと、どちらが気分的にマシだと思う? 俺だったら、その差出人をぶん殴りたくなるな」
「……ええ?」
「さぁ田中、お前は今日、無事に家へと辿り着けるかな?」
「えええええぇぇぇぇぇ〜っ!?」

(田中卓也&山川健悟:……割愛。)



*「噂話に花を咲かせよう!(VD翌日)〜土宮君と常葉君と原先生〜」

「先生、昨日チョコは貰いました〜?(笑)」
「土宮、人には訊いて良いことと悪いことがあるんだぞ〜?(笑)」
「つまり貰ってないんですね〜(笑)」
「職員会議で、チョコレート没収ってのを提案しようかとも思ったが、小学生でもあるまいしな。ぶっちゃけメンドいし(笑)」
「最後のが本音ですね、先生。ってか大人げないですね〜(笑)」
「田中がやってるだろ、イナセ男殲滅クラブだか何だかっての? 先生参加させられそうになっちゃったぞ〜(笑)」
「モテ男撲滅委員会ですよ〜(笑)」
「色男を虐める集まりだろ、どっちでも構わんって。学生時代を懐古しちゃって、思わず入会しそうになったな〜(笑)」
「教師失格ですね〜(笑)」
「ちょっとモテるからっていい気になってんじゃねぇぞ、とか思うだろ、なぁ常葉?(笑)」
「え、ちょ、そこで俺に振るんですか先生!? 土宮と喋ってたでしょ?」
「だって俺は貰ってるからな、チョコ。常葉は?(笑)」
「……家族から」
「ほらな、イナセ男を殲滅したくなってくるだろ常葉〜(笑)」
「なりませんよ! あと、また間違えてますよ先生!」
「まーまー、来年は田中の右腕になれるといいな、常葉〜(笑)」
「ならねぇっつってんだろ土宮!」
「どうだかな〜(笑)」
「来年のことは分かりませんよね〜(笑)」
「っていうか先生、授業して下さいよ!」
「だって土宮に質問されたからな。答えるのが教師の義務(笑)」
「疑問があったら質問するのが生徒の義務(笑)」
「数学の質問しろぉぉぉぉぉっ!」

(※土宮時野:漫画な世界を夢見る変人。オールマイティー。 常葉疾風:平凡な世界を夢見る常識人。不幸の星の下。 原一:数学教師。担任。独身。やる気ない。)





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